開催報告第44回 学術大会報告

平成26年9月12日(金)~14日(日)の3日間、東京国際フォーラムに於いて、第44回公益社団法人日本口腔インプラント学会学術大会が開催されました。


今回の学術大会では、「口腔インプラント治療の"めざす"もの-より信頼されるインプラント治療へ-」をメインテーマに掲げ、本部学術委員会と大会準備委員会とが一体となってプログラム構成をさせて頂きました。下村博文(文部科学省)大臣からは「2020夢ビジョン日本」を、樋渡啓介(佐賀県武雄市)市長からは「完成力より修正力~常識を覆す~」を、さらに宗田 大(東京医科歯科大学医学部)教授からは「人工関節・人工股関節のリビジョンの原因とその対応~自験例から~」と題した特別講演を頂戴しました。

メインテーマにそったシンポジウムは「インプラント治療の確実性と不確実性」 「インプラント治療の社会的評価を問う」 「経過観察からインプラント治療を考察する-補綴学的視点から将来のインプラント治療について考える-」 「Peri-implant diseasesの予防と対応」の4題を企画いたしました。

他学会との共催企画として、日本歯科放射線学会との教育講演、日本顎顔面インプラント学会ならびに日本口腔検査学会との教育講演、さらには日本デジタル歯科学会との専門歯科技工士セミナーを準備させて頂きました。

海外からの演者として、DGIからIglhaut先生とAckermann先生、Eastman Dental InstituteからDonos先生をお迎えいたしました。

市民フォーラムでは、「物忘れと噛むチカラ-認知症と健康長寿を考える-」と題し、日本歯科医師会大久保満男会長と医師である本間昭先生、簗瀬武史大会長に登壇頂きました。

その他、臨床の疑問に答える、若手インプラントロジストのためにワークショップ、研究シンポジウム、各種委員会セミナー、専門医教育講座、専門歯科衛生士教育講座、専門歯科技工士教育講座、企業セミナー、ブレックファストセミナー、ランチョンセミナー、イブニングセミナー等を開催しました。

会員発表については、ケースプレゼンテーション204題、口演発表・ポスター発表298題と多数の演題発表を頂きました。

展示ホールでは、5,000m2の会場に136社、計368小間の展示を頂き、沢山の参加者がブースに立ち寄って下さいました。今回、会員家族の同伴を認めて頂きましたので、シムロイドを用いた歯科医師体験やフラワーアレンジメント教室といった新たな試みも用意させて頂き、参加家族にも好評を得ることができました。

お陰をもちまして、参加者は4,500名を超え、有意義な学術大会を開催することができました。これもひとえに学術大会をサポートくださった皆様方のご支援の賜物と、ここに深く感謝し、ご参会頂きました関係各位に心より御礼申し上げます。大会運営にあたり、何かと行き届かないことも多くあったかと存じますが、何卒ご寛容のほどお願い申し上げます。今後とも宜しくお願いいたします。

第44回公益社団法人日本口腔インプラント学会学術大会
大会長 簗瀬 武史
副大会長 矢島 安朝
副大会長 井汲 憲治
実行委員長 塩田 真
準備委員長 江黒 徹

開会式 簗瀬武史大会長
開会式 簗瀬武史大会長
理事長講演
理事長講演
第1会場
第1会場
特別講演
特別講演
特別講演
特別講演
特別講演
特別講演
DGIセッション
DGIセッション
市民フォーラム
市民フォーラム
市民フォーラム
市民フォーラム
市民フォーラム
市民フォーラム
市民フォーラム
市民フォーラム
市民フォーラム
市民フォーラム
懇親会
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