関東・甲信越支部 研修施設紹介東京
一般社団法人 東京形成歯科研究会
- 研修施設名
- 一般社団法人 東京形成歯科研究会
- 責任者名他
- 施設長
- 奥寺 元
- 会長
- 月岡 庸之
- 副会長
- 礒邉 和重・渡辺 泰典・川端 秀男・奥寺 俊允
- 所在地
- 〒114-0002 東京都北区王子2‐26‐2 ウェルネスオクデラビルズ3F
- HPアドレス
- https://www.tpdimplant.com/
- 電話・FAX番号
- 電話
- 03-3919-5111
- FAX
- 03-3919-5114
- Eメールアドレス
- info@tpdimplant.com
- 研修施設の紹介
創立1980年、2024年4月現在会員数は140名前後ですが、会員同士が顔と顔の見える関係で意思疎通をはかりながら日々の臨床への取り組みについて活発に議論し、また臨床を行うことで生まれてきた疑問について基礎研究などを実施しています。
2018・2019年度で(公社)日本口腔インプラント学会(以下、JSOI)指導医5名を輩出し、JSOI認定医取得に向け日々研鑽を重ねています。JSOI指導医7名、JSOI専門医35名在籍しており、JSOI施設長会議などでの資料より、その所属会員に関しての専門医と指導医の比率は、臨床施設に所属する全会員中でのJSOI専門医の占める比率は平均約16%、指導医は約2%であるのに対し、当研修施設は専門医25%、指導医は約5%という実績を残しております。JSOI教育指定施設である他に第3種の再生医療等提供計画に係る審査等業務を行う厚生労働省関東信越厚生局・認定再生医療等委員会(認定番号:NB3150011)も2015年から併設している。多血小板血漿を使用した再生医療を臨床に取り入れ、研究も行っている会員も多いが、他にも先端医療やエビデンスに基づいた治療を共有できるよう情報交換している。
2020年度はCOVID-19の感染拡大防止のためにWeb会議システム・Zoomを取り入れ、オンラインと対面式のハイブリッドで各種講習会・研修等を実施し、会員や受講生(当会主催JSOI認定講習会)のニーズに対応している。 また、下記・専門組織を編成し、デジタルツール(Chatwork・チャットワーク、Zoom等)を利用して、"いつでも" "どこでも"双方向コミュニケーションが可能な環境を構築している。インターネット環境をフル活用し、JSOI専門医試験受験のための症例相談を実施し、パノラマエックス線写真や口腔内写真などを指導する会員も共有でき、双方の都合の良い時刻にアクセスし、きめ細かな受験指導を行っています。
- 試験対策委員会(JSOI認定医受験をフルサポート)
- 学術委員会(学会発表・論文作成をフルサポート)
- 教育委員会(研修・実習・LIVEオペ等をフルサポート)
- 広報委員会(広報・マーケティング等をフルサポート)
- 技術委員会(IT・オンラインシステム等をフルサポート)
[出版物 紹介]
多血小板材料(PRP・PRF)を応用した口腔再生療法-これからの臨床のヒント集-
川瀬 知之 (著), 奥寺 元 (著), 高戸 毅 (監修), 東京形成歯科研究会 (編集)MISCH 成功するインプラント補綴の条件
Carl E. Misch (著), 前田 芳信 (監修), 和田 誠大 (監修), 奥寺 元 (翻訳), 懸田 利孝 (翻訳)顎骨再生と保全を目指した顎顔面美容口腔外科治療
東京形成歯科研究会 (編纂)- 研修活動・教育活動 学会認定講習会等について
公益社団法人 日本口腔インプラント学会の教育認定施設である一般社団法人東京形成歯科研究会では、毎年4 月に開講となる公益社団法人日本口腔インプラント学会認定講習会の受講生を募集しております。
2024年に創立44周年を迎え、国内外で論文を発表する歯科界をリードする教育施設です。毎年認定講習会には、臨床系から学術系までの一流の講師陣を招聘し、歯科先端医療の講義・実習はもちろん、基礎から専門・応用編までを網羅した充実したカリキュラムを用意しております。JSOI専修医・専門医・指導医の取得に向けても、的確に丁寧に多彩な講師陣が対応いたします。
COVID-19の感染拡大防止に向け、2020年度よりZoom・Web会議システムを利用し、実習・Hands-On、LIVEオペもオンライン形式(2023年度からは対面形式)で行い、対面式も同時開催しハイブリッド形式を採用することで、会員・受講生にニーズに対応するよう最新のシステムを構築しています。新会員の受講生もPC操作に慣れ、双方向で十分なコミュニケーションが取れ、充実した講義・研修が行われています。 また、1年間のカリュキュラムの約半分を実習・Hands‐On、LIVEオペを企画・実施し、会員・受講生に対して日常の臨床に直結する指導を実施しています。
また、2015年から新潟大学大学院歯科薬理学分野と共同研究を行っており、2024年9月までにアクセプトされた論文は約25報に及んでおります。特に2016年にJSOIの英文誌であるInternational Journal of Implant Dentistry (IJID)に掲載された"Growth Factor and Pro-Inflammatory Cytokine Contents in Platelet-Rich Plasma (PRP), Plasma Rich in Growth Factors (PRGF), Advanced Platelet-Rich Fibrin (A-PRF), and Concentrated Growth Factors (CGF)" 論文はIJIDの中でも2018年10月時点で引用数が一番多い論文でもあり、このように海外でも高く評価されている論文も世に送り出してきました。この論文の出発点は、日々の臨床で多血小板血漿の利用から成長因子の定量化ができないか?と、会員同士の会話に端を発したものであり、多血小板血漿の各々のシステムの違いによる比較検討から論文作成にいたりました。その後も日々臨床業務の間を縫って共通の課題について共同研究を行い、一年に約4報のペースで論文作成しており、2020年度からは日本大学松戸歯学部、2022年度からは東京大学との共同研究もスタートし、基礎研究・臨床研究にも注力しています。