支部のご案内ご挨拶

関東・甲信越支部 支部長渡沼 敏夫

関東・甲信越支部長:渡沼敏夫 この度、公益社団法人日本口腔インプラント学会関東甲信越支部支部長を拝命いたしました。微力ながら、関東甲信越支部発展のために努めて参りますので宜しくお願い申し上げます。支部運営にあたりましては、支部選出の理事の先生方、各委員会の委員長をはじめとする委員の先生方とより緊密に連携し、叡智をいただきながら進めて参る所存です。

 現在、新型コロナウィルス感染症は未だに収束する気配も見えない状態で、会員諸先生方の研究や診療も直接的、間接的に様々な影響を受けておられていると拝察いたします。

 学会活動も、関東甲信越支部では支部学術大会・学術シンポジウムは延期を経て、Web開催へと開催方法の変更を余儀なくされています。
このような困難な状況の中でも各大会には多数のご参加を得ており、先生方の自己研鑽に対する高い意識が示されたものと思料しています。 このような困難な状況だからこそ、国民に「安心・安全なインプラント治療が受けられる環境」を提供するために、広告可能なインプラント歯科専門医制度の実現は学会にとって喫緊の課題であります。

 約7,000名の会員と大学系研修施設19施設、臨床系研修施設11施設をかかえ、学会の中核支部としてイニシアチブをとる立場にある関東甲信越支部としましては、制度の早期実現に向け積極的に対応すべきだと考えております。そのために正確な情報提供と情報共有を図ることが、私たち支部執行部の責務だと思っております。

 そして研修施設の相互協力はもとより、施設に在籍していない会員の参加や、学会未入会者の入会促進を図り、できるだけ多くのインプラント治療医が研修に参加する環境を整え、インプラント治療全体の確実性・安全性を高めることによって、「安心・安全なインプラント治療が受けられる環境」が実現できると考えます。

 学会では、学術大会を始め、各種研修会の開催や、国民向け書籍の出版等の広報活動も積極的に行っておりますが、さらに会員の学会活動への参加をしやすく、会員の声が届きやすくするために、前期から支部会則、規約の改正をおこなって参りましたが、さらにおし進めて参りたいと考えておりますので、ご質問ご要望等ございましたら、忌憚のないご意見を頂けましたら幸いです。

令和4年8月5日

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